子供の成長にとって絵本はとても大切なものです。
親が読み聞かせることによって、言葉や想像力の発達、幼児教育にもなり、良質な親子関係を築く大切なツールなのです。
私も子供に絵本を読み聞かせてあげたいと思い本屋さんに行くたびに困るのが“絵本選び”です。

たくさんの種類の中から一体どんな絵本を選ぼうかといつも迷ってしまいます。
テレビやネットで絵本の紹介があると、それを参考に選ぶことがあります。
そのなかのひとつが「ちょっとだけ」という3、4歳向けの絵本です。おすすめの絵本としてあるタレントさんが紹介していました。

その番組の中で本を読み語りしていたタレントさんが感動で涙ぐんでしまう姿をみて子供に読み聞かせてあげたくなりました。
この本の内容は、お母さんに赤ちゃんが産まれたなっちゃんが、本当は甘えたいけれどお母さんに頼らずちょっとだけ頑張ったり、

我慢したりしてお姉ちゃんとして頑張る様子が描かれています。イラストは色鉛筆と水彩絵の具で描かれているようなタッチで、
登場人物の表情が柔らかく表現されていて温かみを感じる優しい絵です

当時お腹に下の子がいたので、我が家の娘もお姉ちゃんになる準備をするのにこの本は大切な何かを教えてくれるような気がしました。
まだ娘は、赤ちゃんがお腹の中にいてお姉ちゃんになる実感がなかったと思います。

何度も読み聞かせて、「なっちゃん、頑張ったよね」「お姉ちゃんらしいね」などと語りかけたりもしました。
下の子を出産した後も何度か読み聞かせていましたが、その内容が本人に響いたかどうかは今ひとつわかりません。

ですが、何度も読み聞かせていた親の私には深く影響を与えてくれました。
下の子が産まれたからといって急にお姉さんにはなれない、上の娘にもたくさん甘えさせてあげたいとこの本が思わせてくれました。
お姉ちゃんになる嬉しさとお母さんを独り占めできない寂しさを教えてくれたこの絵本は今でも私の大好きな1冊です。